2014年1月7日火曜日

「 7 つの習慣 」のひと言まとめ

今年から新しい手帳、フランクリン・プランナーを使い始めました。
この手帳はスティーブン・R・コヴィー著の「7つの習慣」がベースになっているとのことなので「7つの習慣」を読みました。


■1. 7つとは

  1. 主体性を発揮する
  2. 目的を持って始める
  3. 重要事項を優先する
  4. Win-Win を考える
  5. 理解してから理解される
  6. 相乗効果を発揮する
  7. 刃を研ぐ


■2. 7つの習慣のひと言まとめ

1. 主体性を発揮する

自分自身の行動は周りの状況からではなく、自分の価値観に基づいて決める。
反対語は「反応的」。
反応的な人は周りから大きな影響を受ける


2. 目的を持って始める

自分はどうなりたいのか、何をしたいのか、自分の行動の基礎となる価値観を明確にする。
(ミッション・ステートメントを書く)
そして、その価値観に基づいて行動する。


3. 重要事項を優先する

大事を小事の犠牲にしてはならない。
緊急度ではなく重要度に集中する。
なかなか手がつけられない、「緊急ではないが重要な事柄」を行うようにする。


4. Win-Win を考える

お互いに満足できる合意を打ち出すこと。
当初、それぞれの当事者が持っていた案ではなく全く新しい第三案の存在を信じる。


5. 理解してから理解される

まず相手を理解するように努め、その後で自分を理解してもらうようにする。
相手を本当に理解するためには自分のパラダイムというフィルターを通して話を聞くのではない。
感情移入して聞くようにする。


6. 相乗効果を発揮する

1 〜 5 の習慣により1プラス1が3あるいはそれ以上の結果となるようにする。


7. 刃を研ぐ

自分自身という最も大切な資源を維持する。
肉体的、精神的、知的、社会・情緒的側面のそれぞれを再新再生させること。
定期的に刃を研ぐ時間を取らなければならない。



■3. その他の重要キーワード

1. パラダイム

世界を見る見方。認識、理解、解釈を決めるもの。
本書では若い女性と老婆のだまし絵の例が取り上げられている。
同じ絵を見ていても、絵が若い女性に見える人もいれば老婆と見える人もいる。
つまり、物事を見た時に自分だけが正しいのではなく相手も正しい。
相手の見え方(パラダイム)を理解することが大事。


2. インサイド・アウト

自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変えることから始める。
相手や環境を正そうとするのではなく。


3. P / PC

目標達成(performance)と目標達成能力(performance capability)。
斧を使って目標を達成するだけでなく、定期的に刃を研いでその能力を維持あるいは向上させる。
つまり、目標達成能力を向上させる。


ひと言まとめで物足りない方はこちらもどうぞ。(フランクリン・プランナーの解説ページ)

リンク

・手帳で気分転換(フランクリン・プランナー)

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

(※ 新しい翻訳が出ているようですが、僕は古い方を読みました。)