TeX の方が効率的
論文作成などには選ばれる TeX ですが、業務での資料作成ではなかなか選択しにくいです。
理由は幾つもあるかもしれませんが、資料作成の効率だけを考えた場合、直接編集できるワープロソフトの方が効率がよさそうに思えます。
しかし、1から文書を作成するのではなく、一部を修正するこんなケースでは TeX の方が効率的に編集できるのではないか。
- 文書のテンプレートがすでにあって、図を差し替える編集の場合。 TeX の場合は貼り付ける図はファイルから読み込むので TeX ファイルにファイル名が書いてある。
- 上記のケースで、図の内容によって本文が変わる場合。またその図が大量にある場合。 TeX はテキストファイルなのでプログラムで処理が容易!!!
その書いてある画像ファイル名を編集するのみ。
ワープロソフトのように画像ファイルを開いて、コピーして、貼り付けるという作業は必要ない。
プログラムから TeX ファイルを出力するようにすると効率は無限大!!!(・・・ちょっと誇大広告)
例えば図のファイル名を工夫すると、プログラムから図のファイルを読み込んでファイル名から本文を変更して出力できる。
これが大量にあってもプログラムなら大丈夫。
フォームが決まっている実験レポートなんかは TeX で効率良く書類を作成するのに向いているのではないか。
Mac への TeX のインストール
TeX にも統合環境があるようなのですが、編集は Emacs で行うので GUI は不要です。
インストールと管理の手間が少なそうなので、MacPorts でインストールしました。
$ sudo port install texlive-lang-cjk
そして、sample.pdf という pdf ファイルを作成するには、sample.tex ファイルを作成して、以下のコマンドで pdf ファイルを作成。
$ platex sample.tex // dvi ファイルを作成 $ dvipdfmx sample.dvi // pdf ファイルを作成
最初 "texlive-lang-cjk" ではなくて "ptex" をインストールしたのですが、ptex の方がバージョンが 古いのか図の扱いがうまくいかないことが有りました。
"ptex" はアンインストールし、"texlive-lang-cjk" を入れなおすことで解決しました。
なんでもプログラミング
これで面倒な書類作成も楽しいプログラミングでできるようになります。
(効率化よりもこっちが本当の理由かもしれない・・・。)
しかし、書類にバグが・・・というなんとも説明できない失態だけはおかしませんように。
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